執刀医の先生の診察も受けましたが、
次の診察は新学期になってからでした。
ゴールデンウィークが始まる前の頃だったと思います。
その診察からは、いよいよ手術への準備が着々と進んで行くことになります。
まずは、いままでも診察の時は測っていたのですが、
身長と体重をきちんと測りました。
すると、身長が縮んでしまっていました。
また、側弯の角度が大きくなってしまったということです。
この頃から、身長を測るたびに身長が縮んでいました。
みるみる側弯が進行していったのです。
どうしてなのかは、わかりません。
手術を受けるということで、何か、気がゆるんだことが
原因にでもなるのでしょうか。
装具も昼間に装着しなくなって、1年が経ちますし、
もしかしたら、ある一定の角度以上になると加速度的に曲がってしまうようなことがあるのかもしれません。
とにかく、手術までの間身長を測るたびに縮んでいきましたので、
「あぁ、手術を決意して良かったな…」と思っていました。
あと、この頃の状態というと、
だいぶん腰痛が出てきていました。
中1の秋の遠足の時に初めて酷い腰痛を経験しましたが、
それからも時々、少し疲れがたまった時や、体を動かし過ぎた時など、
腰痛が出ることが頻繁になってきていました。
最初、側弯症と診断された時には、
こんなに症状が出てくるとは思いもしませんでしたが、
やはり背骨が曲がっているというのは
体にとって大変な負担だということなんだなと
思い知ることばかりでした。
先生の話では、日本以外の、医療が遅れていて手術が出来ない国などで
側弯症になってしまった人などは、
寝たきりになってしまう人もいるそうです。
とにかく、手術は夏休みに迫っていましたので、
いよいよ6月に入れば、自己血を採って手術に備えていくことになりました。
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