2013年1月12日土曜日

装具を付けた日

初めて装具をつける


最初の受診・診断から1週間経ち、
装具が出来上がったので、
装具を取りに整形外科まで娘と出かけて行きました。

装具は、見本を見てわかってはいたのですが、
やはりたいへん大きいもので、
胴全体を覆うものでした。

改めて
「これをこれからずっと、付けて生活することになるのか…」
と、早くもくじけそうになりました。

それから、装具の製作業者の人から、
装具の装着の仕方を娘と一緒に教えてもらいました。

装具とは、
外から骨を締めつけて矯正するものです。

なので、娘の場合、
きつく曲がっている肋骨の部分の背骨のところを
ベルトで力を入れて締めつけなくてはならず、
だいぶん、苦しそうでした。

娘は文句を言わず、がんばっておりましたが、
親心として、早くもかわいそうでなりませんでした。

でも、これからはがんばって装具を付けるようにしなければ、
手術をしなければならないような状態になっては困る…
と、『手術だけは避けたい』という思いで必死でした。

点検


装具を付けた後は、
正しく付けられたか
お医者さんのチェックが入ります。

まずレントゲンを、装具を付けたまま撮り、
骨の湾曲が矯正されているかをチェックします。

正しく付けられているとの確認が取れたら、
いろいろ生活する上での注意を受けました。

とりあえず、背骨が曲がっているからといって、
痛みがあるわけではないので、
なにか生活の上での制限があるものではありませんでした。

が、とにかく、
「なるべく運動をして筋力をつけて」
ということを、繰り返しおっしゃいました。

体操指導


次に、リハビリの先生が医院におられたので、
そのリハビリの先生の方から
少しでも筋肉を付けるための体操を習いました。

「これをこれから、毎日夜寝る前にやってください。」
ということでした。

体操自体は、そんなにハードなものでもありませんし、
そんなに時間がかかるものでもないのですが、
『毎日』というのは心に重くのしかかります。



とにかく、こんな調子で装具を初めて付けた日は終わりました。

医院からの帰り、
娘と二人でぐったりと疲れて帰りました。

でも、まだその一日は終わりではなく、
帰りに学校の方へ病状の説明と
装具のことでの相談に寄らなければならない予定があったのです。


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