手術を避けられるようにと、整体に通い続けていました。
それと平行して、
1年間通ってお世話になっていた、地元の整形外科の医院にも
定期的に通っていました。
およそ1ヶ月に1度くらい通い、経過観察とリハビリの先生による
筋力のチェックを受け続けていました。
筋力は体操を続けている甲斐無く、あまり上がりませんでした。
そして一応、主治医の先生には
大学病院で「手術を勧められた」との報告はしてありました。
主治医の先生は、
「装具の効果が見られない以上、手術は最善の策だと思う」
とおっしゃり、手術には賛成だとの意見でした。
大学病院の先生ももちろん、手術を勧められますし、地元の主治医の先生も同意見でありましたので、
手術をするのが、間違いの無い治療法だとは理解したのですが、
やはり手術に対する不安感や恐怖感があり、
なんとか避ける方法をと、いろいろとネットなどで探し続けていました。
ですが、この民間治療などを試してみているということは、
主治医の先生には言い出せませんでした。
ですので、
普通の医院での受診と平行して、整体にも通う
という生活を続けていました。
この間に思っていたことは、
病院の先生というのは“手術に対し、なんの疑問も持たれないのだ”ということ。
患者にとっては、背骨という大変な器官をいじることになるので、
もしもの時のことなど考えると、どうしても一歩踏み出せない思いが募ります。
ですが、あまり病院の先生にはそこの所を理解していただけないのか、
手術の何がいけない?という態度で、それはそうだと理解はできるのですが、
もう少し、患者の恐怖感や不安感を理解してくれないものか…と思いました。
それだけの自信と信念を持って治療されているのだ、ということは判るのですが、
ただただ、「手術を避けたい」との思いはどうしても消えません。
この部分が、あまり病院の先生には理解が得られませんでした。
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