痛みもなく、特にこれといって体に不調があったわけではなくここまで来ていましたが、
この頃(中一の2学期ごろ)から、少しずつ側弯症の進行に合わせて、
体へ影響らしきものが出てきました。
それまでも時々、腰が痛いということはあったのですが、
装具を付けているので、体が思うように曲がらないことの影響だろうと思っていました。
ですがこの頃ハッキリと、
『これは、側弯症が進行しているからだ』と思い知るようなことが、起こってきました。
中1の秋に校外学習(遠足のようなもの)があり、
神戸の街を1日中歩いて回るということがありました。
結構な距離だったのではないかと思います。
それに、神戸の街は坂道が多いですから、それも負担の一つだったのかもしれません。
すると、夕方の集合の頃には
娘は腰が痛くて、もう歩けない状態にまでなってしまいました。
なんとか集合場所までは辿り着いたのですが、
帰る前の集合写真の撮影や、先生の反省会などへ参加することすらできず、
バスの中で一人、休まなくてはならなくなりました。
そして、歩けない娘の状態を見て、学校の先生が家へ連絡を下さり、
私が解散場所まで車で迎えに行きました。
本人もこんな状態になってしまって、ショックを受けているようでした。
『長い距離を歩くと、腰に負担がかかってしまう…』
今までは背骨が曲がっているといっても、
なんの症状もないまま無自覚できてしまった側弯症という病気を、
ジワジワと自覚せざるを得なくなってきました。
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