装具について
大学病院での受診以後の生活についてですが、
大学病院の方で、装具の装着についての指導をされ、
これ以降、装具の装着は夜、寝るときだけになりました。
やはり、装具を1日中付けていると、筋力の方が弱ってしまうそうで、
筋力があまり弱くなると、背骨を真っ直ぐにささえることが一層難しくなる
ということだそうです。
昼間、装具をつけて生活しなくてもよくなったのは、良かったのですが、
中学校の方へも協力をお願いしたすぐ後でもありましたので、
少し申し訳ない気持ちになりました。
娘は、装具から昼間だけでも解放されたので、
喜んでおりました。
中学校生活
その他の生活についてですが、
学校でのクラブについては、
運動した方が良いとのお医者さんの話があったのですが、
本人がやはり運動部は嫌がりましたので、合唱部に入部しました。
気休めですが、
歌を唄うのも腹筋を使いますので、なにもしないよりはまだ少しはマシかという思いでした。
そして、登下校は徒歩20分ですので、
これも少しでも運動の足しになったかと思います。
教科書類は、学校の方に置いてもらい、
なるべく鞄を軽くして、歩いて通っていました。
スイミングスクールは一応籍を置いてはいましたが、
ほとんど通えていない状態でした。
この頃、病状が少し進行してしまったことで、
「手術しなくて済むように、頑張らないと…」と思う反面、
「何をやっても無駄なんじゃないか」という思いが出てきだして、
生活の上での努力をする気力が、あまり出ていなかったように思います。
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